Q

考える力を養うための具体的な方法を教えて下さい。 
(3歳の女の子のママ)
A
お子様の発達に効果のない教育は、ありません。どの教育方法も子どもの発達に良い影響を与えるでしょう。その中に置いても、適切な指導をすれば、お子様の知能や考える能力は、ぐんぐん伸びるでしょう。3歳児の発達段階は、①感覚を獲得する。②姿勢やバランス、見通しを立てて計画通りに行動する能力が身につきます。しかし、物を認識する能力と注意、集中・自信・自己統制する能力を獲得するという段階まで発達していません。そのため、体をフルに使って感覚を鍛えること、整えることを重視することです。では、具体的にどのようにすればよいのでしょうか。ほんの一例をご紹介しましょう。
東学_考える力_生活
① 生活 
歯磨き/「たくさん出したわね。口の中が、クチャクチャして満員ですね。どうしようかな…。」このことで、口の中に入れる少量を、自分で学習することでしょう。 
食事/「お茶碗もお皿もお箸もちゃんと流しまで持って行ってくれてありがとう。おかあさんね、お皿にハンバーグを乗せたので、油が一杯ついてるの。お茶碗にまで油がついたわ。油が、お茶碗にまでつかないようにしてほしいな…よろしくね。」お皿とお茶碗を重ねないで、別々に運ぶことを学習するでしょう。 
靴の脱ぎ履き/「まあ、上手に履けたね。右と左が反対よ。大変ね。どのようにして脱いで置くといいかな…。」脱いだら、左右を揃えて置いておけば良い事を学習するでしょう。
着替え/「あらら、パジャマが裏返ったね。でも、上手に脱げたわよ。じゃあ、袖を裏返らないようにするには、どうしたらいいかな…。」袖口を持って脱ぐことを学習するでしょう。「大変だ。靴下ちゃんも裏返ったね。さあ、どうしようかな…。」かかとまで両手で下ろして、つま先をもって脱ぐことを学習するでしょう。 
盛り付け分配/「クッキーを、お父さん・お母さん・わたしに分けてくれたのね。でも、お父さんのところが少ないよ。可哀相ね。どうしよう…。」「もう一度、配ってみるといいね。」「あら、ちゃんと一つずつ順番に配ったのね。すごいね。」指導するのではなくて、時間を与えて見守ることで分配方法を学習するでしょう。 

(次号に続く)



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