Q
子どもに家庭用ゲームをさせる時期はいつ頃がベストですか? 
(2才と4才の男の子のママ)
A
文部科学省は、子どもとテレビゲームの現状や、テレビゲームが子どもに与える影響などを発表しています。テレビゲームの有用性から悪影響まで、様々な指摘がなされているところです。 
 テレビゲーム悪影響論は、暴力性・社会的不適応……。テレビゲームの教育における有用性が期待されています。①娯楽提供②協調性を促す。③機器に慣れ親しむことができる。特に女の子。④ゲームをクリアした時、自分に自信を持つことができる。⑤読書、算数、問題解決のスキルを養うことができる。⑥教科学習については、動機づけとして教育を目的としたテレビゲームは、強い見方として指摘されています。
 多くの家庭でゲームに関する誤解が存在するのではないでしょうか。そして、ゲームについての価値観の違いからくる世代間コミュニケーション問題は、深刻ではないでしょうか。「ゲームばかりしていると、頭が悪くなるよ。」と、よく言われています。これは、全くの異論だと、脳科学者の茂木健一郎氏が述べています。アメリカでは、ゲームをすることで脳の活動や能力が上がるという研究がいくつも発表されています。しかし、ゲームで鍛えられた能力は、限定的で応用力に乏しいという研究結果も出ているので、本を読んだり、文章を書いたり、絵を描いたり、計算したり、遊んだり、友達と会話をしたり、スポーツをしたりなどにより、脳全体がバランスよく成長させねばなりません。勉強することや、学ぶということは、全方位型に脳を使うことです。
 ゲーム機は多種多用です。DS・PSP・Wii・ipad・スマートフォンなどが主流です。テレビゲームの有用性だけを期待するならば、両親と一緒に使うゲーム機を、読書を一緒にするように捉えてほしいということです。大人が、お子様のメンターとして2歳・4歳頃には、ゲームに参加させてあげるのもよいでしょう。重要なことは、ゲームと適切な距離感を持たせることです。低学年のゲーム時間は、1週間に1時間から3時間が最多です。

 最後に、テレビゲーム悪影響論と有用性の中で、カードゲームやボードゲームは地味ですが、学力や知力を高めるという意味で効果的です。例えば、「五目並べ」「オセロ」「ラッキーパズル」「トランプ遊び」などです。これこそ、小学校入試や中学校入試や高校入試にまでも出題されることもあるので、目を向けられることを勧めます。



togaku_foot