中川産科婦人科ドクターのプレママセミナー

第3回:赤ちゃんのために妊娠中に気をつけたいこと


   妊娠中のママの生活が赤ちゃんに与える影響は大きなもの。
   特にタバコやお酒は赤ちゃんの発育や命を危険にさらすこともあります。 
   また、清潔でゆったりした服装もリラックスしたマタニティライフを過ごすための大切なポイントです。
   今回は妊娠中に気をつけたい3つのことをご紹介します。 

中川-ロビー2
『妊娠中のたばこ』
 たばこに含まれるニコチンは血管を収縮させ、一酸化炭素は酸素の運搬をさまたげます。低出生体重児、流産や早産、周産期死亡の可能性も高くなります。さらに、乳幼児突然死症候群(SIDS)と関係することも知られています。授乳期の喫煙は母乳の分泌に影響を与え、赤ちゃんが呼吸器の病気を起こしやすくなったり、SIDSの危険も高くなります。妊娠を機会にたばこはやめましょう。また、本人の喫煙だけでなく、受動喫煙もできるだけさけたいため、ご主人やご家族、職場の方々にも協力してもらいましょう。

『妊娠中のお酒』
 妊娠中の飲酒は、流産や低出生体重児、さらに赤ちゃんの発育や中枢神経に悪影響を与える可能性を高めます(常用の場合は、知能や発育に障害をともなう胎児性アルコール症候群の可能性が高まるとされています)。妊娠中、出産後も授乳中は禁酒しましょう。

『妊娠中の服装』
 妊娠5ヵ月頃からはゆったりとした服装を選びましょう。妊娠中は新陳代謝が盛んになり、汗をたくさんかいたり、おりものが多くなったりします。入浴やシャワーなどでからだをいつも清潔にし、下着もこまめに取り替えましょう。おりものシートはかぶれを起こすことがありますので注意して使用しましょう。ブラジャーは、妊娠20週以前は妊娠前の1カップ、1サイズ大きめが目安です。それ以降は、乳腺の発達にあったサイズを選びましょう。ワイヤーがなく、アンダーバストの調節ができるもので伸縮性の高いものがいいでしょう。ショーツはおなかがすっぽり包みこめるようなもので、伸縮性の高いものを選びましょう。



nakagawa_foot_1