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Special Message「1年生になったら…」


ともだち100人できるかな?

 「1年生になった〜ら♪」という歌をご存知でしょう。小学校入学を前にした子どもたちの「わくわく感」を表した素晴らしい詩。この詩は、まど・みちおさんによるものです。
 100人のともだちと富士山の上でおにぎりを食べ、日本中をひとまわり駆けって、そして世界中をふるわせて、わっはは!と一緒に笑いたい!というスケールの大きさ。
 小学校入学を前にした子どもたちの心は、実はこれほど豪快なのかも知れませんね。私たち大人が些細な事に心を奪われ、ちまちまと心配するのが、なんだか恥ずかしくなってきます。 

子どもの世界の広がり 

 家庭、地域、幼稚園・保育園、そして学校…、子どもの世界は同心円状に広がります。子どもが最初に所属する社会は、家庭。そこでは当然のことながら、親子関係を基盤にした家族のつながりが重要です。家庭が安全で大切な場所だと自覚できるからこそ、社会生活に対応する力が育っていくのかもしれません。 
 学校も、一つの社会を形成するものですが、園時代とは比較にならない程の多様な体験、人との出会いがあります。子どもの世界がぐっと広がる一歩なのです。 

社会人基礎力の種をまこう 

 経済産業省が、「働き手」に必要な基礎的な能力として「社会人基礎力」を発表したのをご存知の方も多いことと思います。この「社会人基礎力」を構成する12の要素の中には、「主体性」「実行力」「計画力」「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「規律性」などが含まれます。小学校は、その訓練の場と言えるでしょう。友だちとのトラブルも起きます。意見の対立や、集団の分裂もあります。でも、困難の数だけ解決の数があり、達成感を得るチャンスもあります。仲間意識を高めたり、強い精神力を養う素晴らしいチャンスがあるのです。まさに、「社会人基礎力」が芽吹き、たくましく育つフィールドです。 

自分で歩くよろこびを 

 「這えば立て、立てば歩けの親心」子どもの成長は家族にとって大きな喜びですが、ついつい欲が出るもの。大切なのは、子ども自身が「自分で(歩く)喜び」を感じることです。(歩く)を、話す、考える、気づく、学ぶ、考える、感じる、味わう、表現する、と置き換えてみると、よくおわかりだと思います。社会に一歩踏み出す子どもたち、彼らの吸収力は想像以上です。チャンスを与え、適切に関わって支援するのが大人の役割。子どもたちと共にたくさんの喜びを味わいたいものですね。




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