みみはなのどの病気について

インフルエンザについて

 近年インフルエンザの流行がやや遅くなり、1月後半から2月頃になってきています。インフルエンザは予防接種、簡易検査キットやお薬もあり、かなり重症化が防げる病気ですが、学校保健安全法では、インフルエンザにかかれば、未就学児の場合「発症後5日間を経過し、かつ解熱後3日間は出席停止」というルールがあり、十分に療養する必要があります。インフルエンザの症状といえば高熱が特徴。ですが、条件によっては熱が出ないケースもあります。家族も本人も熱が高くないことから、または出ないことからインフルエンザではないと思っている患者さんがいます。ところが、このような人でもいつもより体がだるい、頭痛など何かしら体の不調があり、インフルエンザにかかっている可能性があります。集団で身近で流行っている、疑わしい場合には検査をおすすめします。

インフルエンザの検査方法

 インフルエンザ検査は鼻の奥の粘膜を擦り、インフルエンザにかかっているかどうか検査します。医療機関では、インフルエンザA型もインフルエンザB型も数分~10分前後で結果が出ます。一般的に陽性になりやすいのは発症後24時間と言われていますが、体がしんどい、熱がある場合は24時間待たなくても陽性反応が出て、診断がつくこともあります。


46_今井耳鼻科_インフルエンザ検査

▲鼻から長細い棒を入れて粘液を採取したあと、
検査キットを用いてインフルエンザウイルスの有無をチェックします。


予防接種とスケジュール

 予防接種はインフルエンザの理想的な治療であり、かからないわけではないけれども、重症化しにくいメリットがあります。インフルエンザにはいくつかの型がありますが、毎年流行の可能性が比較的高いと思われる4種類の混合ワクチン(A型2種+B型2種)で作られるため、その効果が期待できます。生後6ヵ月以上で12歳までは2回接種。10月中旬頃から1回目を接種し、およそ1~4週間あけて2回目を接種します。流行前に2回接種が終わるように、1回目は10~11月、2回目は11〜12月中には接種しておくのがおすすめです。

予防法《手洗い・うがい》

 石鹸での手洗い、流水での手洗いは、手についたウイルスを洗い流せます。手洗い・うがいは、インフルエンザを含め、あらゆる感染症の感染予防に、推奨されております。簡単にできる確実な予防法です。実は、この手洗い・うがいが一番効果的です。



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