子供の◯◯についてお話します。

子どもの言葉の発達についてお話します。


◯乳幼児期の言葉の発達


 生後2ヵ月頃より機嫌のよいときに「あー、うー」などの声が出るようになります。4ヵ月から8ヵ月にかけて意味のない言葉である喃語が増加し、1歳半頃より意味のある言葉が出始めます。言葉の理解の目安として、指差しができているかが参考になります。指差しは1歳~1歳半頃にみられ、言葉の出現とともになくなってきます。1歳半から3歳にかけて言葉が急速に発達します。言葉の数が増加し、二語文が言えるようになり、多語文、助詞が使えるようになります。



◯言葉の獲得のために


 言葉の獲得には生活の流れ、動作に合わせて言葉を使うことが大切です。子どもの行動や気持ちを言語化してあげることを心がけ、ブクブク、ゴシゴシなど擬音語を使うのも効果的です。子どもの興味を引きつけてから、ゆっくり、はっきり話しかけるようにしましょう。ある程度言葉の数が増えてから、発音の矯正をしていくようにします。テレビやビデオのつけっぱなしは、情報が一方向となるためお勧めできません。テレビやビデオは時間を決めて、終わった後に感想を話し合うようにすると、得られた知識や情報がよりふくらみを持つようになります。子どもと向き合ってコミュニケーションをすることを心がけましょう。笑顔で語りかけること、集団に入って同年齢の子どもと遊べる環境を作ることも必要です。



◯読書、音読、作文力


 読書は思考力、想像力を高め、情緒を豊かにし、ものの見方、考え方を見つめ直すことから、自己発見、自己改革のために役立ちます。本の読み聞かせは、親子の絆のひとつです。その際一音一音切って強弱やイントネーションをつけずに読むと、日本語の特性や一語一語の意味の理解につながります。自発的に読書のできる子どもにするためには、好きな本から読ませる、読んだ本を記録して達成感を持たせる、親も読書の時間を積極的に作るなどの工夫をしてみましょう。音読は、言語感覚、言語表現力を養い、内容把握や黙読力の発達を促します。作文力をつけることは、国語力、知能の発達のためにとても大切です。子どもが小学生になったら、手紙や日記を書く、コミュニケーションに文章を取り入れる、書こうとする題材に対するメモをもとに文章を作成する、などに取り組んでみましょう。



■おわりに


 言葉の遅れは発達障害のサインでもあります。言葉の遅れに加えて、指示が入りにくい、落ち着きがない、集団で人とのコミュニケーションがうまくいかないなどの症状があれば、専門機関を受診しましょう。





cocoro_foot