子供の◯◯についてお話します。

育てにくい子どもの上手な育て方についてお話します。



 子育てがうまくいかない、と思ったことはありませんか。うちの子は育てにくい、と感じたら、しつけの方法をもう一度見直してみましょう。子どもの行動に注目し、増やしたい行動、減らしたい行動、許しがたい行動の3つに分けます。私たちは増やしたい行動に対しては当たり前のこととして注目せず、減らしたい行動と許しがたい行動を区別しないで、怒鳴り、愚痴をいい、罰を与えてしまいがちです。親の方も怒って大声を出すと、後悔したり自己嫌悪に陥ったりします。その上、うまく子どもには指示が入っていかないので、これはよいしつけとはいえません。

 まず、今できている増やしたい行動に注目しほめることから始めます。よかった点と子ども側にたったメリットを伝えると、よい行動は記憶され、増える方向に向かいます。減らしたい行動については知らない顔をして、できるようになるのを待ってからほめます。許しがたい行動に対して、子どもの楽しみに制限を加える、もう一度させる、してしまったことに対して責任を取らせる方法で対処します。また、別の場所に子どもを行かせて頭を冷やす方法はタイムアウトと呼ばれ、有効な方法です。指示は怒鳴ったりせず、穏やかに何度も繰り返すようにしましょう。「~したい気持ちはわかるけど、…しようね。」のように共感的表現をすると、自分の気持ちをわかってくれている、という思いが伝わり指示が入りやすくなります。「ちゃんとして」「おりこうにして」ではなく具体的に表現すること、「~しなさんな」ではなく、「…しようね」のように肯定的表現を使うことも大切です。

 子育てで忘れてはならないことは、親が落ち着きを取り戻すことです。怒りが爆発しそうになったら、自分に合ったリラックス法により気分を落ち着かせてから子どもに話しかけるようにします。リラックス法として、深呼吸をする、ストレッチをする、他の部屋に行く、水を飲むなど決めておくとよいでしょう。

 子育ての目標は愛情を伝え、子どものやる気を引き出すことです。大声で叱ったり、叩いたりするのはこの目標に反するものですね。人を傷つけたり迷惑をかける行為に対し、「父さん、母さんがこんなに怒るんだ。これはやってはいけないんだ。」と思えるように、厳しく叱るのを温存しておいてはいかがでしょうか。あなたのことを大事に思っているよ、ということを伝えることが、子どもの自己肯定感につながり、これからの長い人生を強く生きていける力になっていきます。参考図書としてシンシア・ウイッタム著の「読んで学べるADHDのペアレントトレーニング」、野口啓示著の「むずかしい子を育てるペアレント・トレーニング」をあげておきます。





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