子供の◯◯についてお話します。

子どもの咳についてお話します。



長引く咳は困りますね。特に夜間、咳のために目が覚めて眠れなかったり、咳込んで吐いたりすると心配になります。



◯長引く咳の原因は?


 通常のかぜは数日でよくなるのに対し、長引く咳の原因として、マイコプラズマ感染症、百日咳、乳幼児のRSウイルス感染症、ゼーゼー、ヒューヒューなど呼吸困難を伴う気管支喘息、気道狭窄音を伴わない咳喘息、副鼻腔炎やアレルギー性鼻炎で鼻水が咽頭に流れること(後鼻漏)による咳などがあげられます。また、昼間は咳がひどいのに夜は出ない場合、心因性の咳の可能性があります。医療機関で原因となるウイルスや細菌の検査、白血球や炎症反応の血液検査、胸部X線などを調べてもらいましょう。アレルギー検査や耳鼻科的診察が必要になることもあります。原因となる疾患に応じた適切な治療を適切な期間受けることが望まれます。



◯家庭で注意すること


 暖房を使う寒い季節は特に乾燥しやすいので、加湿器を使ったり洗濯物を干すなどして、部屋の加湿(50~60%)をしっかりしましょう。夜になると副交感神経が優位になり、気道は狭くなり、冷気を吸入すると咳は出やすくなります。部屋の温度の調整だけでなく、ネックウォーマーの使用や胸を暖めるなど上気道を冷やさないようにすること、夏の冷房のつけすぎにも注意が必要です。咳がひどいときは、クッションなどを使って上半身を高くするか、横向きに寝ると楽になります。アレルギーのある人に限らず、埃は咳の誘因になりますので、寝具のダニ対策を十分にすること、換気を心がけましょう。また、室内での喫煙を避けるようにしましょう。



■おわりに


 子どもはかぜをひきながら、年齢とともに免疫をつけて強くなっていきます。咳は本来異物を排除するための生体の防御反応ですが、感染症の急性期を過ぎても長く続くこともあります。たかがかぜと侮らずに、本来の自然治癒力を大切にしつつ、お子様にあった手助けをしてあげましょう。 


★最後にかぜの予防法をあげておきます。 

①外出後と食事前の手洗い、うがい(紅茶、緑茶がおすすめ) 
②腸内の免疫を高める食事…乳酸菌を含む食品、オリゴ糖を含む食品、ビタミン類、ネバネバ食品 
③早寝早起きをして朝の日光を浴びる 
④乾布摩擦 
⑤ラジオ体操などの続けられる運動





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