子供の◯◯についてお話します。

予防接種についてお話します。



 乳幼児期には病気に対する抵抗力が弱く、色々な感染症にかかりながら免疫をつけて成長していきます。しかし、子どもがかかる感染症にはかぜのように軽いものばかりではなく、重篤な合併症のため死亡したり、後遺症を残すものもあります。ワクチン接種はこのような感染症を予防する安全で確実な方法です。定期ワクチンとして三種混合、麻疹風疹、ポリオ、BCG、日本脳炎、任意ワクチンとして水痘、おたふくかぜ、インフルエンザ、ヒブ、肺炎球菌、子宮頚がん、ロタ、B型肝炎があげられます。 

 インフルエンザ菌b型、肺炎球菌は乳幼児の細菌感染症の二大原因菌で、特に髄膜炎を起こすと死亡、後遺症の危険性が高率です。これらのワクチンは、平成23年1月より5歳未満の子どもを対象に無料化されました。子宮頚がん予防ワクチンも中1から高1の女子を対象に助成制度が適応されています。昨年の11月に開始されたロタウイルスワクチンの効果は90%近くありますが、まだ助成制度がなく高価なのが難点です。水痘、おたふくかぜワクチンの発症予防率は各々50~80%、90%前後で、かかっても軽症ですみます。また、インフルエンザワクチンは脳炎、脳症など重症化を予防するために毎年接種するようにしましょう。ポリオワクチンついては、9月から個別接種、4回注射の不活化ワクチンに変更されます。不活化ポリオワクチンは、生ワクチンに比べ麻痺症状や他人に移したりする危険性が少なく、いずれ三種混合と一緒に四種混合になる予定です。

  ワクチンの同時接種は効果、副作用とも単独接種と変わらず、来院回数を減らすメリットがあります。多くの予防接種があるので、何から受けたらいいのかお困りになると思います。かかりつけ医で予防接種のスケジュールを立ててもらいましょう。予防接種は病気の重症化の予防です。病気にかかって免疫をつけよう、と考えるのではなく、積極的に予防接種を受けましょう。





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