岸畑流子育て論

Series-1:両親で教育について話し合う。

 子育てに父親が参加するのは、もう当たり前でしょうか。保育園の送り迎えをはじめ、お風呂に入れたり、おむつを替えたり、哺乳瓶を準備してミルクを飲ませる父親も珍しくありません。しかし、まだまだ多くの父親は、長時間勤務で家族と共に過ごす時間がもてないのが、一般的な家庭実情ではないでしょうか。「男は、ただ家庭のために頑張りたい生き物だ。子育ては、母親の役目だ。」と、父親は言う。「必要なぶんだけ働いたら家庭のことや、子育てを一緒にしてほしい。」と、母親は言う。頭のよい子が育つための1つの条件として、父親と母親の教育観にあると考えられます。お子さんが生まれた後、両親は、同じ視点に立ち、わが子の教育、育て方や躾け方等について話し合う必要があります。
 例えば、ある家庭の両親の教育観を紹介しましょう。

●その1
『乳児期は、しっかり肌を離さず。』『幼児期は、肌を離し手を離さず。』『少年期は、手を離し目を離さず。』『青年期は、目を離し心を離さず。』を心に留めながら親子が成長していくこと。愛されて育った子は、自分にも自信を持って、他者にも優しく出来、間違いを素直に認めることが出来るので自然に伸びるという信念をもつこと。人に迷惑を掛ける行為や嘘をつくことや、約束を守らない時は、厳しく指導し、愛を持って叱っていることを分からせること。また、体について男の子なので、『朝食をしっかり食べさせること。』受験を考えるならば、親が信頼できる『先生や塾を選ぶこと。』信頼できなければ、子どもの全てに伝わり、目的を達成することができないこと。学習面は、『親が賢くなり過ぎないように、プロセスを考える子になれば、しっかり誉め、順位よりも内容を見るようにすること。』学習内容は、塾で学んだことを整理し、例題を作成すれば伸びていくこと。『父親と競わせることも良い方法であること。』一番大切なことは、『心と体の健康であること。』を話し合いました。
(安田小入学見込みI・Rママ提供)

●その2
『他人に迷惑を掛けない、相手の立場に立って考えることや、礼儀をきちんとすること。将来の選択肢を狭めないために必要な学習は惜しくない。』と、話し合いました。

●その3
『他人の痛みを自分の痛みとして捕らえられることや、思いやりのある子になること。』を、話し合いました。

 その1の両親の教育観は、子育ての密着型ケースです。お子様の将来の生き方や職業までも見えてくるようです。その2・その3の家庭の教育観は、スタンダードで一般的な価値観からの課題と言ってよいでしょう。子育ては、両親の重大な仕事の1つです。この期に、改めて我が家の教育観を見直し、頭の良い子を目指してお子様との接触時間をお風呂の時間や就寝前そして食事の時間を利用して子どもの話に耳を傾け、各駅停車のように課題をクリアしていきましょう。




東学_下層02