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第23回:出産の兆候について


妊娠37週0日~41週6日に産まれると正期産と言われ、赤ちゃんは子宮外でも生きていける機能が整います。
この頃になると出産への恐怖や、無事に赤ちゃんを産むことができるのか、育てられるのか等不安が高まります。
また、出産間近の症状として頻尿・腰痛・吐き気・眠気・むくみなど、出産の前兆となる症状が現れ、
これらの症状に続いて、後述の代表的な3つの出産の兆候が現れて、いよいよ出産がスタートします。

●おしるし(産徴)

 子宮口が開き始めると、赤ちゃんを包んでいた卵膜が子宮から剥がれ、少しずつ血液が滲み出ます。この出血とおりものが混ざったものが「おしるし」です。おしるし後すぐに陣痛が始まる人もいれば、陣痛がおきてからおしるしがある人もいます。たいていはそのまま陣痛が来るのを待っていれば大丈夫ですが、流れるような出血や大量の出血がある時は、病院に行きましょう。


●陣痛

 腰やお腹まわりが押されるような痛み、ひどい生理痛みたいな痛みが周期的に起これば、前駆陣痛ではなく本当の「陣痛」のはじまりです。陣痛の間隔が10分間隔になったら病院へ連絡して産院スタッフの指示を仰ぎましょう。ただし、突然の激しい痛みがずっと続く場合は、すぐに病院に連絡し、緊急の場合は救急車を呼びましょう。


●破水

 赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れ、子宮内の羊水が出てきてしまうことを「破水」といいます。普通は、陣痛が始まり、子宮口が十分に開いたときに起こります。生温かく酸っぱい匂いが特徴的です。チョロチョロと少量が出続ける人やドバっと大量に出る人など様々です。陣痛前に破水が起きる人もいますが、病院に行く必要があります。病院に向かう途中でも、生理用ナプキンやバスタオルを巻いて車の中では横になり、できるだけ破水が進行しないように気をつけましょう。破水が起こると細菌感染の危険があるので、入浴は控えてください。

 以上のように、出産間近になると身体の変化に戸惑いを感じながら、大きなお腹を抱えて「まだかな?」と待つことはじれったく感じると思います。それでも産まれてみればあっという間で、妊娠している当時は本当に辛い思いをしたはずですが、その辛さもすっかり忘れて出産間近のあの頃が懐かしくも感じられると思います。今回ご紹介した出産の兆候を参考に、ゆったりと残り少ないマタニティライフを過ごしていただきたいと思います。





中川院長_プロフィール