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第14回:妊婦健診助成金・出産育児一時金制度について

妊娠おめでとうございます。妊婦健診および出産にかかる費用は決して安くはありません。
妊婦健診は、お母さんと赤ちゃんの健康を守るための健診です。
受けておかないと、重大なトラブルが起こった時に、その発見が遅れてしまいますので、きちんと妊婦健診を受けましょう。


《 妊婦健診助成金 》
 広島市在住で、住民票を有する方は出産予定日が決定したら、お住まいの区の保健センターで補助券等がセットになった母子健康手帳別冊を受け取ります。妊婦健診には健康保険は効きませんので、国では妊婦健診の公費負担の制度を作っています。妊婦健診の費用は、施設によって異なります。1回あたり5千円程度、多い時には1万円以上かかることもありますので、通常全部で10万円程度かかるのが平均的ですが、住んでいる市区町村から、妊婦健診の費用を助成してもらえるという仕組みです。厚生労働省からは、この健診を14回受けるように呼びかけられています。
 各自治体により助成内容や金額にバラツキがあり、平成25年4月~子宮頚がん検診の受診券も1回付くようになりました。

《 出産育児一時金 》
 出産は病気ではありませんので、産院での分娩・入院費には健康保険が適用されません。調査によると正常分娩の分娩費の全国平均はおおよそ50万円。これに対して、国は、「出産育児一時金」という制度を設けており、分娩費のうち、42万円を補助してもらえるというものです。産科医療保障制度加入金を除く40万4千円が支給されますので、差額分を産院に支払うことになります。出産育児一時金の申請先は、お母さん・御主人の加入する健康保険(または国民健康保険)になりますが、どちらを選ぶことも可能です。しかし、重複してもらえる事はありません。

・お母さんが専業主婦の場合
 御主人の健康保険に入っている場合は、御主人が健康保険に手続きをすることになります。

・共働きで御主人とお母さん(正社員)が 別々の健康保険に加入している場合
 この場合は、どちらの健康保険からもらうことも可能です。
 出産時に何らかのトラブルによって帝王切開になってしまうことや、出産前後に母体にトラブルが生じて入院が必要になってしまうケースがあります。これらの場合、医師の医療行為が発生する治療や手術であれば、様々な公的助成が使えるケースもあります。帝王切開にかかった医療費は、健康保険が効きます。また、帝王切開以外にも、医療行為が発生した場合は保険適用となりますから、分娩時の入院でも、必ず保険証を忘れずに持参しましょう。

 不明な点があれば、最寄りの保健センター、産院でお尋ね下さい。




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