グローバルキッズ育成法

第2回:子供の言語学習


いつ、なにが正しいのか


 地元で働くのと同じように、世界のどこにいても仕事ができる能力を備えることが、将来への成功に結びつくと考えてらっしゃる方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。その多くの方は第二、あるいは第三言語の習得をできるだけ早くスタートさせることが必要とお考えだと思います。語学学校での乳幼児コースやオンラインコース、その他のメディアを使っての学習と、様々な方法で手軽に勉強が始められる環境にあるため、焦りさえ感じている方もいらっしゃることでしょう。

 どの言語を子供は最初に学習するべきかという質問をよく受けます。多くの方は英語か中国語という答えが返ってくるものと思ってらっしゃるようですが、答えは母国語(第一言語)です。まずは母国語の習得に力を注ぐべきです。この記事を読まれる方のほとんどは日本人だと思いますので、まずは日本語です。母国語がその後のあらゆる言語習得の基本となるのです。お父さん、お母さんがそれぞれ異なる母国語を話され、完全にバイリンガルな子供を育てようとされている場合のみが例外になります。

 幼い子供は言語習得に長けていて吸収が早いのも事実です。しかし、早ければ早いほどいいというわけでもなく、リサーチ結果でも3歳が第二言語習得のスタートとしては適切な時期だと言われています。日本語が理解できていないうちに英語の習得を始めても、最終的にはさほど違いはないという結果です。3歳までにしっかり日本語を確立させてあげ、3歳から徐々に英語学習の動機づけ手段として、遊びの中に英語を取り入れてあげてください。英語でのごっこ遊びなどは、練習問題を繰り返し、英語を叩き込むよりも楽しくより本当の意味での英語使用が可能になります。

 ご家庭では、外国語の歌を声に出して歌う、英語でテレビを観せる、英語の本を読んであげる、或いはストーリーをCDで聴かせる等、できるだけ英語に触れさせてあげて下さい。もう少し大きくなったら、必ず英語の絵本が読める環境においてあげてください。また、本は子供の理解度にあわせ、子供のレベルに適した物を与えるようにしてください。


 コミュニケーション能力を身につけることは社会で生きていくためには必須です。2か国語あるいはそれ以上の言語でコミュニケーションがとれるようになったら、どんなに子供さんの将来が開けてくることでしょう。



マーク校長先生