グローバルキッズ育成法

第7回:子供の読書力を伸ばす


読書力を伸ばすためのサポート


 子供の言語学習に読書は不可欠です。英語を学習する際、記号(アルファベット)のつながりがどのような音になるのか(どのように発音されるのか)を習得する上で、読書は効果的な学習法となります。

 なぜ私たちは本を読むのでしょう。記号のつながりに意味を持たせるため、そしてその内容を理解するためです。例えばc –a –t をcatと発音できるようになるのと同じように、すぐに「جوز」というアラビア語を機械的に覚えて発音できるようにはなります。ちなみに「جوز」は「夫」という意味ですが、文章の中でどのような意味で用いられるのか、それは多くの本を読み、何度も接するうちに意味を理解できるようになります。

 本を読むうえで重要な要素が3つあります。①本を読む時間を決めて取り組み続けること②声に出して読むこと③読解力をつけることです。①に関しては子供に本、雑誌、オンライン教材、フィクション、ノンフィクション等のさまざまな読み物と接する機会を設けてあげてください。そして目標を設定し、どんなに上手く読むことができたかを評価してあげてください。音読の流暢さは記号、言葉、文章を音に変換する速さによって異なってきます。音読は適切な早さで、ある程度流れるように読む必要があります。さらに声の大きさ、トーン、声色を登場人物になりきって変えることも重要です。最後は読解力です。文章をつないで意味を理解し、行間を読み取り、話を要約する力をつけることが必要です。
 子供を良い読み手にするには何をすればいいのでしょうか。リビングなどの家族が使う部屋で宿題をさせてあげましょう。そして、子供たちに親御さんが本を読んでいる姿を見せるようにしましょう。また、家族で読書の時間を設けるようにしましょう。例えば毎日30分読書の時間を設けるなどです。そして、テレビをつけたりゲームを始める前に読書や宿題をさせましょう。

 本を読み終えたら、お話の世界と自分の周りや他の本の世界の間に、何か共通の出来事やつながりがあるかを尋ねてみてください。もし、まだ話を読み終えていない時は、これから何が起こるかを予想してもらってください。そして本の内容について一緒に話すようにしましょう。最も大切なのは読書を楽しませてあげることです。読書を、決して子供が嫌がる課題にはしないようにしましょう。


マーク校長先生