グローバルキッズ育成法

第6回:劇と子供の言語


言語発達のサポート


 子供の言語発達をサポートするには、どんな方法がよいのでしょうか。
1.言語習得コースに申し込む
2.家で自分が指導する
3.毎晩寝る前に読み聞かせをする
4.多くの劇をさせ、その劇に親も  加わる

驚いたことに、4から順番に実用的な選択になると言われています。

 昔から「ごっこ遊び」により、友達と一緒になって自分たちが見聞きする世界の話を自分たちなりに作りあげ、子供たちは遊んできました。その中で、どういう設定にし、誰が何の役をするかを話し合いで決めていきます。こういった過程で子供たちはさらに高度な言語を習得していくのです。もちろん人形を使いながらの一人遊びでも一定の効果は望めます。
 よく知られたストーリーや自分で作り上げた話を、身振り手振りで表現することを通して、劇を楽しむ子供たちはストーリーへの興味、ストーリーセッティングへの興味、キャラクターについて、そしてストーリーの理解力を深めていきます。また、本の中のファンタジーを理解できるようになり、自分たちの世界を表現する術を進化させていくのです。
 また、劇で身の回りの出来事をまねることにより、問題に直面した時の解決法を学習し、劇を通じて自分の考えや感情を表せるようになり、社会的、文化的理解を深め、柔軟で凝り固まらない考えを広げていきます。そして、シナリオを描くことにより、読み書き能力や発想力をも発展させることができるのです。
 最も重要なのは、劇をするためのスペースと時間があること、そして劇に使うための様々な物があることです。しかしこれは遊び部屋やたくさんの高価なおもちゃが必要と言っているのではありません。いくらかのスペースや色んな役になりきれる小道具のような物があれば十分です。大人が劇に加わると、話し合いやロールプレイの必要性がさらに増し、より効果が望めます。ただ、サポートするのはいいのですが、子供に興味をおこさせるため、あくまでリーダー役は子供にまかせましょう。
 母国語ではもちろんのこと、外国語での劇も試みることをお勧めします。楽しみながら外国語学習を進めることができるのではないでしょうか。


マーク校長先生