みみはなのどの病気について

小学校の就学時健康診断


お子さんの健康状態を把握する就学時健康診断
 小学校へ入学するお子さんは、秋ごろ(10~11月)から住所のある学区の小学校で就学時健康診断が行われます。就学時健康診断とは、来年小学校に入学する予定の、お子さんを集めて、身体測定、視力、聴力と、内科、耳鼻科、眼科、歯科の学校医が簡単な診察をして疾病の有無をチェックすること。耳鼻科では耳・鼻・喉を主に診ていきます。
 【耳】であれば、一番の目的は難聴の有無。意外と親も気付かないうちにお子さんが難聴ということも。原因の分からないものも含めて、生まれつきの難聴、難聴以外に中耳炎や耳垢など耳の状態の確認など耳の疾患が隠れていないかどうかを調べます。難聴は入学前までにちゃんとしておかないと授業や集団生活に影響があるので、指摘があれば診察が必要です。検診の方法は、当日聴力検査をして、学校医が目で耳の中の状態を見て、問題があるかどうかを総合的に判断します。
 【鼻】の場合は、鼻の中を見て、アレルギー性鼻炎や副鼻腔炎などの疾患をチェックします。鼻が悪いと集中力が低下すると言われているので、就学前には把握しておくと安心です。
 【喉】の場合は、口を開けて、喉の中を見せてもらいます。扁桃肥大など、喉の状態の確認、時に全員ではないものの、言葉の発音に問題があるような場合には、お名前を言ってもらうこともあります。

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耳鼻科の検診場所
 学校によって検診場所や方法はいろいろですが、保護者と一緒に、もしくは一人で受けることもあります。
 耳鼻科は静かな場所が要求されるため、検診中の私語は慎むよう指導されます。またプライバシーを保つ目的と、言葉の確認をするためにパーテーションなどで仕切られていることが多いです。お子さんが怖がらないように、事前に説明をしておくと安心するかと思います。


健康診断を受けるときは
 健康診断は、脱ぎ着しやすい服装で受診するように準備しましょう。
 耳鼻科の検診時は鼓膜を見るので、耳の中がすぐに見られるように女の子は耳に髪をかける、もしくは結んでおくと測定しやすいです。


楽しい学校生活を送るために
 健康診断の結果は各家庭に通知書が届きます。専門医による治療や精密検査が必要であった場合は、入学前に受診をしておきましょう。
 お子さんにとっては、憧れの1年生。就学時健康診断の結果を参考に、健康状態を把握して成長や社会生活に影響がないように楽しい学校生活を送りましょう。



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