みみはなのどの病気について

子どものいびきについて


 お子さんがいびきをかいて眠っていることはありませんか?息苦しそうに大きないびきをかいていたら、何らかの病気が潜んでいることがあります。いびきの主な正体は、何かの原因で呼吸をする通路が狭くなり、大きな音となっていることが多いです。そのいびきが短期的なものか、長期的なものか、毎日ではなくても年単位で頻繁にいびきをかいているお子さんは要注意。疲れているときのいびきは短期的なもので問題はありませんが、長期的ないびきには隠れている病気があります。例えば…

①急性の風邪
②アデノイド肥大・口蓋扁桃肥大
③アレルギー性鼻炎(花粉症も含む)による鼻づまり

 急性の風邪やアレルギー性鼻炎は症状が改善されれば、自然にいびきも治まります。問題はアデノイド肥大・口蓋扁桃肥大です。アデノイドや口蓋扁桃が極端に大きいことで必然的に呼吸をする通路が狭くなりいびきが発生。ひどいときには眠っている間に呼吸が一時的に止まる睡眠時無呼吸症候群が起こることもあります。このような症状があるときは一度、医療機関に相談してください。

・熟睡ができていない
・日中、眠気がある
・注意力・集中力低下(落ち着きがない)
・頭痛がある
・夜間に激しいいびきをかく
・イライラしやすい…など、

鼻が悪いようであればその治療、アデノイド肥大・口蓋扁桃肥大が原因であれば手術が必要な場合があります。4歳くらいから小学校に上がる前を目処に経過をみながら手術が必要か相談しながら判断します。小児はまだ顔も小さいので、相対的にアデノイドや口蓋扁桃ののどに占める割合は非常に大きくなります。アデノイドは6歳にかけてまでが最も大きくなり、その後は徐々に小さくなる傾向にあります。軽症の場合は経過観察で十分なこともあります。医療機関と相談して発育状況をみる期間があってもよいでしょう。

呼吸をする通路が狭くなる主な原因症状といびきの発生理由



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